Kis-My-Ftに逢える de show in DOME 2022/06/04 大阪公演2日目 感想
参戦してきました。2回目の参戦です。
今回は1塁側スタンド下段という会場全体を真横から満遍なく見渡すことのできる好位置につくことができました。二階堂くんはじめキスマイのメンバーたちとは程よい距離があり、記憶を過度に喪失するということもありませんでした。
同じツアーの2回目の感想ブログというということもあるので、今回はセトリ順ではなく、大まかなトピックに分けて感じたことをまとめていこうと思います。
目次
ドームでライブをするということ
ドームでライブするアイドルのオーラ
- アリーナツアー*1で見たときよりキスマイがめちゃくちゃ大きく感じた
- 当時の座席はスタンド3階席の最後列だったが、そこまで大きい会場ではなかったため、十分近くにキスマイを感じることができた*2。
- それでも今回、最初のRe:でキスマイが出てきたとき、びっくりするほど大きく見えたのを覚えている。
- 変な話だが、埼玉初日のアリーナでキスマイを見た時より大きく見えた。多分当時は目の前で繰り広げられる事象を処理するのに必死だったので、そこまで思い至らなかった可能性は高い。
- これが俗にいう「オーラ」というものなんじゃないかと本気で思った。
ドームライブを支える演出
- しかしキスマイは自分たちのオーラに頼り切ったライブをするわけではないからすごい
- ライブって総合芸術だなと思った
- 二階堂くんのこだわりが光る空間で呼吸できて幸わしだな~
照明
- 照明の絢爛さよ。
- 会場の端から端までをまっすぐ貫くレーザー照明の迫力。
- ドーム天井に模様のように照らし出されるスポットライトはアリーナから見上げた時にすごくきれいだった。そこに時々混ざるスクリーマーズたちがかわいい。
- 上2つに比べるとやや地味かもしれないが、メンステ周辺にちりばめられた照明が、曲の雰囲気ごとに星のように煌めいていた。
- この照明が特に印象的だったのはラブバイ。 噴水が注目されがちだが、星空のように光っているのが本当にきれいだった。
- 細部をおろそかにしないというこだわりを感じられる部分でもある。
特効
- 「キスマイといえば」という言葉と共に語られる特効演出。
- 激しい曲に合わせて吹き上がる炎と、まるで曲のアクセントかのように打ちあがる花火。
- とにかくド派手だし、くるのがわかっててもやっぱりビビる。
- 今回BTCがそうであったように、既存の曲のポテンシャルを新しい角度から引き出して生まれ変わらせるのも、特効の1つの役割なのかもと思った。
噴水
- 実はいろんな楽曲で効果を発揮する噴水。
- Luv Biasのようなミディアムバラードをしっとりと彩るだけでなく、Another Futureのようなシリアスな楽曲をクールな色彩で新しく魅せることもできる
- 近くで見たときは噴水越しに見るメンバーの美しさという楽しみ方もあったが、距離を置いて見ると、まるでシャンデリアのように煌めくので、思わず嘆息した。
- 改めて噴水すごい。夢のような世界観を作り上げるために果たす役割があまりにも大きい。有観客でも成立するようにタイミングや配置とかめちゃくちゃ細かく調整されているんだろうな…。
ムービングステージ
- 浮かび上がったときに見える藤の花のカーテンの美しさ。
- その輝くステージの上で歌い踊るキスマイたちの神々しさ。
- まさに「光の中で舞い踊り煌めき放つ天使の集団*3」だった
- これはムビステというかバクステでパフォーマンスするときのちょっとした工夫だと思うが、バクステでの演目の時はムビステ部がやや高めに浮きあがっていた
- アリーナ前方からだとバクステはかなり遠いので、おそらくそこからでも見えるようにという配慮なのだろうな…と思う
ペンライト
- ただでさえ豪華なこの空間を彩る客席のペンライトが本当にきれいだった。
- キスマイのライブグッズとして販売されるペンライトは、制御式ではなく7色のボタンを操作して好きな色に点灯できる形式なので、ペンラの色が揃うのは観客側の善意に依るところも大きいと思う。
- もちろんKis-My-Callingで色がそろうのはキスマイ側から事前に動画でレクチャーされたからではあるが、そこに乗っかるファンがいるから成立することでもある。
- アイドルとファンがペンライトを通じて双方向にやり取りするの、個人的にはめちゃくちゃエモい。これまではそういう実感の薄いジャンルで生息してきたので。
- 「街中のイルミネーションをきれいだと思わない、もっとすごい照明を見ているから*5。」と二階堂くんが語った言葉の"照明"の中には、もしかしたらファンがペンライトで作り出す光景も含まれているのかもなと思った。思ってもいいかな。
- だって仮にそうだとしたらこんな幸せなことってありますか。アイドル-ファンの関係の中で我々めちゃくちゃ愛されてるってことじゃん…(個人の感想です)。
衣装について
- 玉森裕太先生、いつも最高の衣装をありがとうございます。
- 玉森先生監修の衣装、キスマイを存分に輝かせてくれるのでいつも楽しみにしています。
- ステージ演出だけでなく、衣装がライブで果たす役割もかなり大きいと改めて思った。
キスマイの衣装のここが好き
- ライブの構成と衣装のテイストがわかりやすく対応しているところ。
- 近年のキスマイライブの特性とも言えそう。
- 部の切り替わりを観客にわかりやすく提示するための目印にもなるので、これはかなり効果が大きいと思う。
- 例えば今回のライブの構成は大まかにこんな感じで、そこにそれぞれ衣装が割り当たってる感じ。しかしネーミングセンスがないな
- 10周年Aniv.王道アイドルの部
- 攻め曲の部
- 大人バラードの部
- Jr.時代からの足跡の部
- アンコール
- ROTでも玉森先生が衣装のコンセプトを決めるにあたってどういう構成なのかをたかしに確認してるの、カメラに抜かれてましたね。
- メンバーごとにテイストが大幅に異なる衣装があるところ。
- 今回の衣装も、ロイヤルな王子様系のメンバーとつなぎを着ているメンバーが同じ部に混在していたりする。
- でもコンセプトは破綻しないから、玉森先生の全体のバランスを見てコーディネートする能力の高さに脱帽。センスが良すぎる。
- 衣装の白い部分にメンカラがライティングされる瞬間。
- HOMEや今回のライブのNAKEDで特に顕著。
- メンバーがわかりやすくメンカラの衣装を着ることはないけど、ライティングされたときにだけメンカラ衣装を着ているように見えるの、ちょっとしたプロジェクションマッピングみたいできれい。
中でも今回印象的だった自担の衣装
つなぎ
- "大人バラードの部"で着用していた衣装。
- 噴水エフェクト付きの1/1スケールフィギュアがほしい。そのくらいに好き。
- Yummyの黒衣装高嗣は彫刻にしたい。
- FREEHUGS赤衣装の高嗣は1/1スケールフィギュアでほしい。
- 二階堂くんの肩幅は広く、腰は高い位置できゅっとくびれ、手足はすらりと長く、横から見たときにぺらっぺらに薄い体のラインを非常に美しく際立たせる衣装だった。つまりこの衣装を着た自担を立体物にしてこの世に留めておきたい。
- 首元にスカーフがリボンのように巻かれていることで、二階堂くんのお顔のキュートさが遺憾なく発揮されていた。
- 玉森先生はたかしにおリボンを添えるのがお好きなんでしょうか。
- HOMEで最初に着用していたハイブランド衣装でも、二階堂くんの追加アイテムは真っ赤なおリボンでしたね。
- 茶系の衣装も相まってちょっとしたテディベアちゃんだと思った。
- 玉森先生本当にいつもありがとうございます。
- 顔はキュートでも浮かび上がってくる体のラインはセクシー&クールだから脳がバグる。バグるんだが二階堂くんを見ると大体こうなるからそういう仕様なんだと思う。
- こうして看過されたために累積したバグがオタクの認知を狂わせていくんだろぉな!
深緑衣装
- "Jr.時代からの足跡の部"で着用していた衣装。
- この衣装はトップスがアシンメトリーの構造をしていて、ざっくり左右に分けて以下のような特徴がある。
- 左側:スパンコールがあしらわれているものの、標準的な丈で遊びは少ない
- 右側:スパンコール等の装飾はないが、フレアスカートのように丈がひらひらとはためいている
- この両サイドが背面のプリーツを介して繋がっている
- 二階堂くん自身、ギャップという言葉が生ぬるくかわいらしく感じられる程度の大きな振り幅を有するアイドルだと思う。たとえば:
- それだけ振り幅の大きいアイドルなので、どこから二階堂くんを認知したかで二階堂くんの印象は180度異なるものになると思う
- 良く言えばプリズム的で見るものを飽きさせない。
- 悪く言えば一貫性が見えづらくキャラクターが弱い。
- 上記に挙げたような二階堂くんの特性を、1つの衣装で表現しまとめあげたのがこの深緑衣装だと思う。
- 左側は生真面目で職人気質だけれどもキラキラ輝くアイドルの一面。
- 右側はやんちゃで華々しさとはやや遠いアイドルらしくない一面。
- アシンメトリなデザインなのに、シックなグリーンでまとまっているから破綻していないのが、この衣装の強いところ。
- 長い話になったがここまですべてオタクの虚妄なので真に受けないほうがいいです。
- エタマイのとき二階堂くんがこの衣装を着てくるっと回ったときにふんわりと裾が広がってちょっとした妖精さんだった。可憐すぎるやろ…。
実は退場規制を待ちながら真っ先に文章化したのここだったりする。「Kis-My-Ftに逢える de Show 2022で着用された深緑衣装が表す二階堂高嗣というアイドルの二面性について」って論文誰かに書いてほしい(重)。
その他
印象的だったパフォーマンス
- One Kiss
- 最後にたかしがモニターに抜かれて呼吸止まった。きれいだった…。
- アリーナの時も最後たかしが抜かれてて呼吸止まったのを思い出した。
- Tell me why
- この曲を踊るたかしがあんなにきれいなんてさ。。。
- このあたりから自担を見ると真っ先に「きれいだ…」と思うようになってしまい、2022/6/21現在も治る気配がありません。助けてください。
- 祈り
- この曲の自担が艶めかしかったために、それ以降自担に対して「エロい…」という感情を強く抱いてしまいます。誰か助けてください。
- エタマイ
- センステからバクステに向かって結構なスピードで走っていくキスマイくんたちに「青春」を感じた。
- すでに書いたが高嗣のトップスの布のひらめきが可憐すぎる…。本当にふわぁ…って広がるんだよ。
- Good-bye Thank you
- 最後らへん小指立ててるたかし何なの!?ジャニーズ儚さファイブ殿堂入り!!!
- こういう切ないバラードを歌い踊る自担、あまりにも"優勝"なんだよな…。
MC + IMPACTorsコーナー
- 当時あの場にいてたかしがインナーになるくだりで双眼鏡を構えなかった同担、もし存在するんであればその清らかな心を大切にしてほしいなと思いました。
- 私は無言で双眼鏡を構えました。もう降りたほうが自担にとって幸せなのでは?こんなオタクが推しててごめんな…。
- 会場湧いてないとか自担がドヤしていたが、キャー!って湧くようなものなのかもわからんし、そもそもその場にいた湧くべき人たちみんな両手双眼鏡で塞がれたせいでファンボイスも拍手も封じられていた可能性高嗣だよ。
- ていうか体ペラペラすぎて湧くより心配が勝ってしまった。マッシュアップでおれのケツ!とかやってんのに肝心の尻がほぼ無い。
- 自担、健やかであれ。
- IMPACTorsくんたちとの絡み、どんどん距離が縮まっているであろうことが察せられてほっこりした。
- 「千賀が本当に怒ったときは笑うんだよ。『お前さぁ~、ちゃんと踊れよ』って」ってサイコパス千賀を再現するたかし、全然サイコパス顔じゃなくてかわいかった。
- 最強のダンススキルを持つ千賀健永に振付してもらって、二階堂高嗣が演出するステージに立ってるIMPACTorsくんたち、私がJr.だったら絶対羨ましすぎて嫉妬に狂ってたと思う。
- 因縁を吹っ掛けるようなことを言ってしまいましたが、でもニカ千担からしたらほんとに夢みたいなシチュエーションだなと思った。
二階堂くんアイドルでいてくれてありがとう
- この規模のライブ演出を担当しながらパフォーマンスも一切手を抜かずにアイドルを全うしている自担、心から仕事人だなと思ったし、めちゃくちゃかっこいいなと思った。
- もちろん最初からうまく両立できていたわけではないのかもしれないけど、たくさんの経験を重ねて、自分の中でも少しずつ自信をつけて、ここまで辿り着いたんだろうなと勝手に思いを巡らせて感慨にふけっている。
- 二階堂くん、自分らしいアイドル像を見つけつつあるのかと思ったりもした。そのくらい魅力が全身からほとばしっていた。
- "お母さんに連れてこられたキスマイのライブに感動したことがきっかけでジャニーズに入所して、尊敬する先輩に二階堂くんの名前を挙げるJr."の人格が芽生えた(???)
- 「尊敬する先輩はKis-My-Ft2の二階堂くんです。歌やダンスだけでなく、ライブの演出もできるようなアイドルになりたいです」って本人の目の前で言ってめちゃくちゃに照れさせたい。
- ???「俺のね、二階堂の好きなところいっていい?そうやって照れ笑いしてるところ。ずっとふたりでいような!」
- 「尊敬する先輩はKis-My-Ft2の二階堂くんです。歌やダンスだけでなく、ライブの演出もできるようなアイドルになりたいです」って本人の目の前で言ってめちゃくちゃに照れさせたい。
以上。
お付き合いいただきありがとうございました!
*1:2022/2/5 神奈川公演 17:00の部に非常に運よく参戦していました
*2:ドームのスタンド下段から見るキスマイよりもおそらく距離としては近かったと思う
*3:ビジュアル系の日常でOSA(※チョコプラ長田)がジャニーズ事務所のことこうやって言い換えてたのマジで天才だと思う。
*4:新しいカギ(フジテレビ系)のコント「ビジュアル系の日常」で、二階堂くんが扮したベーシスト。六弦ベースを持つなどオタク心を存分にくすぐってくる上に、違約金の発生しない緑髪ビジュとオタクを"星"と例えるロマンチックさが最強すぎて入信するオタク続出だった(当TL調べ)。
*5:各所で語っていることをニュアンスでまとめた。改めて見るとこういう言葉も二枚目意識星の下発されたような気がして味わい深いものがある。二階堂くんの"二"は"二"枚目の"二"。